明日から夢のアーカイブスを書き残そうと思う。
70余年生きてきて、ボクはまだ自分自身がどんな人なのか分からない。
だから、他人が分かる訳がない。
分かったような顔を創っているだけなのだ。
夢、子供はお菓子が食べたい時、お菓子の夢を見る。
大人はその願望を変装させた上に、叶えたい夢を見る。
睡眠中も頭の中で、自己検閲が行われているそうなのだ。
だから、大人の夢は複雑怪奇でアバンギャルドなのだ。
だから、ボクは自分の夢を書き残し、分析し、本当の自分自身の姿を見つけてみようと思うのだ。
これはボクが発案・研究している想像工学の分野なのである。
さぁ今夜から、どんな夢の世界を彷徨うのか、寝るのが楽しみになってきた。