河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

スケーターで突っ走る!

山道を下っている。

大菩薩峠のようでもあり、男体山のようでもある。

とにかく道には石がごろごろしていて歩きにくい。

どこかで出会ったトミコさんが一緒である。

思い出した。

中学の修学旅行で日光へ行った時のバスガイドさんだ。

あの時と同じで、笑顔が可愛い人である。

「腹に二文字の帯付けて、走る関東よい車ー、いきだよ、はやいよ、さぁさよいよい、バスはよいよい、あなたのくーるーまー」

トミコさんが透き通る声で、なつかしいバス会社の歌を唄っている。

なかなか道が進まないので、スケーターにトミコさんと二人乗りして、谷川を下ることにした。

川の急流をスケーターで走る。

早い早いぐんぐん走る。

目的地は分からないが、確か数十キロ先のはずなのだが、すでに通り過ぎている。

とにかくスピードが早すぎる。

トミコさんはボクにつかまり、楽しそうに道のガイドをアナウンスしてくれている。

途中に線路があったが、そんなものは一気に乗り越えて走った。

気がつくと、東京へ戻っている。

こりゃまずい、再びスタート地点へ戻るために走る。

トミコさんの横顔が楽しそうにニコニコしている。

途中の道にスケーターの子供たちが沢山いる。

みんなから「かっこいい!」と言われ、気持ちがよくなって更に走る、走る・・・

(ここまでしか夢は覚えていないが、トミコさんは55年も前に会った人だ。夢の中ではフルネームで思い出した。夢はもう一つのボクの人生であることを実感したなぁ)