河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

裸の男が二人で・・・

広々とした初夏の大草原。

彼方にロッキー山脈の連山が見える。

全裸の男がいる。

40代くらいであり、マッチョで筋肉が美しい。

肌の色は浅黒く、ヘアーは短髪である。

その男がハーモニカを吹いている。

イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」

その男の傍らに、もう一人、これも全裸のマッチョな男が近づいてきた。

やはりハーモニカを吹いている。

同じ曲目だ。

「ホテル・カリフォルニア」の美しいハーモニー。

二人の男はぴたりと寄り添い、裸の逞しい背中をボクに見せつけている。

すると、二人の男の上半身が、ゆっくりと重なり始めた。

重なると言うより、融合、溶け合っているのだ。

二人は一人になり、そのまま緑の草原にフェードアウトして行った。

「ホテル・カリフォルニア」もスネークアウトしていった。

幻想のハーモニーがボクの魂の中に、木霊のように残っている。

(そして、覚醒。気持ちの良い朝だ)