パチンコをしている。
自動の台ではあるが、昔のオール15のようなデザインだ。
なぜだか、この店にはパチンコ台が3台しかない。
なのに店内の騒音は大きく、軍艦マーチまで掛かっている。
ボクは左側の台を打っているが、まるで穴に入らない。
隣の台は煙草をくわえた若い女性であるが、非常によく出ている。
うらやましい。
右側の台が空いたので、そっちへ移る。
パチンコ台の下へシステム手帳を置くが、なんだかそれが気になって仕方がない。
突然、場面が変わって汚ない板塀に持たれて三人がいる。
パチンコ屋の三人である。
ボクは真ん中にいる。
塀の向こうに巨大なロケットがある。
50メートルくらいの高さがある。
左側の若い女性はタイムキーパーなのだった。
ボクは時間がないから、早く秒読みをしてロケットを飛ばせと叫ぶ。
彼女は突然、3秒前から秒読みを始めた。
3秒前! 2秒前! 1秒前! イグニッション!
ロケットが飛びあがる!
が、やばいと思った。
噴射の力が弱いのだ。
なぜか足もとに置いておいたシステム手帳が気になる。
ロケットは飛ばずに、こちらに倒れてきた。
このまま横倒しになると、ボクらも下敷きになる。
ボクは女性を左側に突き飛ばし、ボク自身は右側に飛びのいて地面に伏せたのだった。
あっ、システム手帳を木の根元に置き忘れた。
まずいな!
(ここで覚醒した。あのシステム手帳は5年ほど使っていないが、大切にしまってある)