河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

世界一のマンモス旅館!しかし、空室がない・・・

人々であふれる繁華街だ。

なんだかこの喧騒は、中国の海南島のダウンタウンのようだ。

ここで、真っ赤なボディスーツを着た美女に出会う。

彼女は、脚に怪我をしてるようなのだ。

話す言葉は何語だか分からないが、目で助けてほしいと訴えているのだ。

彼女を背負って旅館を探していると、鬱蒼とした緑の中に瀟洒な純和風の旅館があるではないか。

彼女とボクは、その部屋の中で布団に潜りこんで・・・

と、その時、どやどやと中国人らしき集団が部屋の中に乱入してきた。

みんなで相部屋にしてくれと言う。

冗談じゃない。

ボクは彼女を連れて部屋を飛び出し、他の部屋を探す。

ここは、ものすごいマンモス旅館なのだった。

何処までも続く廊下、そして満室の部屋。

夥しい数の旅行者が、ひしめき合っている。

大広間では飯の時間だが、行列の後ろが何処だか分からないのだった。

それよりもまず部屋だ。

部屋を探して、彼女と眠らなければ・・・と彼女を見ると・・・

なんと彼女は三人も子供を連れているではないか!

しかも、熊のぬいぐるみを持って来て、これを見せれば優先的に部屋がとれると言う。

館内マイクが、なぜか日本語で部屋の状況を伝えている。

まだ40万人分の空室があると、言っている。

それを聞いて、少し安心したが、まだ部屋が確保できない。

調理場へ行って、板前に聞いてみる。

板前は、自分で探せと、冷たいことを言う。

ボクは怒って、フロントに電話をかけさせた。

電話が通じたと、板前がボクに受話器を渡す。

「メルシィーボクゥー」

外国人の女の声だ。

ボクは慌てて受話器を切ったのであった。

(なんとも賑やかな夢だった。しかし、あの赤いスーツの女性は誰だったのだろうか。夢の中になぜ、知らない女性が登場するのか、とてもスリルがあって面白いなぁ)