河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

50年前にタイムスリップして大学生に!

江戸城お濠跡の堤の上から見える、緑がいっぱいのキャンパス。

母校の上智大学である。

イグナチオ教会も昔のままだ。

どうやらキャフェテラスの中らしいが、テーブルのない和室の大広間なのだ。

学生たちが、びっしりと並んでいる。

窓側は大きなベランダになっていて、鉄の柵がある。

後輩の髭を生やした作家の新井 満がホースの水で床を掃除している。

水をかけすぎて、向こう側は川のようになっているが、新井 満は気がつかないようだ。

彼はいつも、あまり周りが見えない性格なのだ。

広間の中央にステージがあり、これからボクの発表会があるのだ。

司会進行は、自民党総務会長の可愛いい野田聖子なのだった。

彼女に、これから河村シゲル先輩の講話があると紹介され、ボクは「SNSの時代に必要なのは、オウンドメディアである」

なんてテーマで話し始めた。

学生たちが私語をしたり、立ち話までする奴がいて、ボクは怒りだした。

ボクの怒りの矛先は、なぜだか可憐なシスターや口うるさいドイツ人の教授たちだ。

その時である。

突然、学生たちが立ちあがり、動き始めた。

そこへ、旅館のお手伝いの女性たちが来て、大きなマットや巨大な炬燵をセットし始めた。

炬燵が大きすぎて、大広間が塞がってしまった。

けれどボクは、皆で暖まるコミュニケーションも必要だと、妙に納得しているのであった。

ふと見ると、新井 満がまだベランダで水撒きをしていた。

(母校などと偉そうに言うが、実はボクは一度退学になり、晴れて卒業させて貰ったのは、40年後。上智大学始まって以来の学生と言われていた。ボクの卒業にご尽力してくれたのが、野田聖子さんだったのだ。)