河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

発見!夢の中の世界にもデジャブがあるんだね。

六本木4丁目の横断歩道。

信号が青になって、ボクが渡りかかると突然、ボクは車を運転している。

左ハンドル、シートのスペースや計器類のレイアウトから見ると、この車はマーキュリークーガーだ。

六本木交差点への少しの登り坂。

左側を走る軽トラックが、ボクのほうに幅寄せしてくるので、運転席の窓を開けて文句を言う。

その時、助手席に連れがいないのに気が付く。

確か男だったが、誰だかは不明。

もしかしたら土屋君…

後で携帯で探せばいいやと思い、車を停める。助手席側の窓に俳優座が見える。

ボクはコカコーラが飲みたくなったのだ。

自動販売機がある。

この販売機のコカコーラは、ビンで出てくる。

コカコーラは、あの女性の身体のようなデザインのビンでなきゃ美味くはない。

その自動販売機の前に三人の外国人の男たちがいた。

こいつらの動作が遅い。

三人目はコインが足りなくて出て来ない。

それを機械のせいにして、脚で機械を蹴飛ばしている。

この不良外人め!

「テメーラ イイカゲンニシロ」

ボクは日本語で叫んだ。

男たちが、すまなそうな顔を造った。

ボクは不足のコインを出してやろうと、ポケットを探って・・・

出て来たのは、鍵の束だった。

色々な鍵が20個ほどついている。

そのカギを、自動販売機にひとつひとつはめてみるが、なかなか合う鍵が無い。

外国人の男たちは、面白そうに見ている。

その時、ひとりの男が言った。

「そのカギは、どの女性の部屋なの?」

その瞬間、ボクは飛び起きた。

この夢は、前に見たストーリーと、同じだ!

(ボクは夢か現かの、淡い霧のような朝の境目の中で、この夢を反芻してみた。確かに何から何まで、前に見た夢ではないかと確信した。

夢のデジャブ・・・夢の面白さ、深さに益々眠る時間が楽しみになってきた。)