河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

寺門ジモンがボクを監視している、逃げろー!

四谷スタジオで、テレビ番組の収録が終わったので、ダチョウ俱楽部の寺門ジモンと一緒に帰ることにした。

と言うより、ジモンがボクの行動に関心を持っていて、金魚のフンのようについて来るのだ。

ジモンは筋トレやグッズや食い物に、関心がある奴なので、敢えて難しい話題で、追い返そうと考えた。

「おい、パーキンソンの法則をどう思う?」

「それって河村さん、人間の能力はゴールを決めると、その3年前から落ちてくるって話でしょ」

ジモンは結構、読書家で勉強してるから、パーキンソンの話題についてきやがった。

「不都合な真実が、まかり通る世の中だよな」

ボクは話題を替えた。

「非常識でも、歩けるような社会にしたいですね」

まだついてくる。

ボクが、これから麹町のダイヤモンドホテルに寄ると言うと、ジモンは疑いと好奇心の目でボクを観た。

ボクが独りでホテルの玄関から入ると、ジモンは外側の窓から、ボクを伺っている。

ボクもそれを察して、プランターの陰に隠れて彼の動向を観察している。

ジモンはいつの間にか、自転車に乗っているが、中々帰ろうとしない。

その内、自転車でホテルの中に入ってきそうな素振りを見せ、玄関前のボーイさんに捕まっている。

ボクは、大急ぎで地下2階へ駆け下り、裏口から彼の追及を振り切ろうと考えた。

しかし、地下に降りると方向が分からない。

レストラン「マリー・アン・シェル」の中でウロウロして、やばいなぁと思っていると、そこへ歌手の伊藤咲子が入ってきて、私を見つけた。

「先生、何してるの?」

ひまわり娘は大きな声で叫んだ。

ボクは逃げ切れないと覚悟した。

しかし、いつ、寺門ジモンが伊藤咲子に変身したのか・・・

それが、分からないのだった。

今、目の前の寺門ジモンは、セーター姿でニコニコ笑っている。

(なぜ、寺門ジモンから逃げたいのか?それは分からない。彼は好奇心は強いが、社交的ではないので、みんなと群れるのは好きではなかった。それで、よくボクと話をしてがっていた・・・。お笑い芸人だけれど、とても勉強家のナイスガイなのだ。

マリー・アン・シェルと言うレストランは、知らない)