それは郵便局のような幼稚園。
幼稚園のような郵便局かも知れない。
一世風靡セピアを連れて慰問へ来た。
柳葉や哀川や小木や春海などのセピアメンバーが、フランスパンやアンパンを持っている。
このパンは、少し古いが何とか食えそうだ。
その不思議な建物は、海へ続く斜面を上手く利用して、建てられている。
内部は教室風で椅子が極端に小さい。
幼稚園サイズなのだ。
梨の保存実験をした箱があり、その梨を食ってみようと言う事になった。
真顔になった小木茂光が木箱を開ける。
箱の中の梨は腐っていて、炭化しているものもある。
柳葉が林檎の保存箱を見つけて来た。
やっぱり、中身はぐちゃぐちゃだった。
哀川がトマトの箱を開けて、大きなフォークでトマトを8個串刺しにした。
このトマト、半分ほどは丸々として、まだピチピチで、食えそうだ。
良かった。
パンとトマトを村人たちにプレゼントした。
村の男たちが、凄い勢いで群がってきた。
女性や子供たちは、どこへ行ったのだろう。
セピアの連中も、それを感じたのだろう。
皆で顔を見つめあった。
なぜ、女性がいないのか?
それを考えていたら、目が覚めちゃった。
(何処の海辺の建物なのか…見た記憶のないシチュエーションだ。劇男・一世風靡セピアの解散記念コンサートは、ボクがプロデュースしてニューヨークで行った。
1989年だったと思う。ブロードウエイやハーレムやアポロシアターのパフォーマンスは楽しかったなぁ。)