河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

ロックのカルチェ・ラタンを!楽しい日曜日!

生憎の雨だ。

それも雨脚が強い。

低気圧が急激に発達中と、ラジオの天気予報が叫んでいる。

でも、このストリートはものすごい熱気だ。

あまりセンスは良くないが、郊外からやってきた若者たちで、道が埋まっている。

「おーい、テキ屋のおっさん、ゴミは持ち帰ってくれよ」

「おーい、雨でもやるぞー」

ボクは皆に指示を出している。

「暴走族が来るからよ、原宿側はロックンロール族が守ってくれよな」

ロックンロール族たちが、革ジャンの手を挙げて、OKの合図をよこした。

ロックバンドがガンガンにサウンドを出しまくる。

ストリートパフォーマーたちが踊り狂う。

劇男・一世風靡もいる。

ダンスが抜群のECNADもいる。

いつもの日曜日だ。

俺達の音楽のカルチェ・ラタンだ。

トラファルガー広場もモンマルトルの丘も霞んでるぜ。

ここは、俺達の原宿413ストリートだ。

あれ、雨が上がってる。

いつの間にか、晴天だ。

このNHKの嘘つきめ。

ボクは横目でNHKの建物に唾を吐く。

ロックだぜ、忌野清志郎なら同じことをするだろう。

いつの間にやら、晴天だ。真夏だ。

ラムネが飲みてぇ!ギンギンに冷えた奴だ。

そうだ、屋台のホットドッグでも食って、神宮の木陰で昼寝でもするか。

今日も問題はないだろう。

ボクは幸せな気分で寝ることにした。

(夢の中で眠りに就く…実際には、ものすごい雨音で目が覚めた。20数年前、原宿駅から富ヶ谷へ続く都道413号線のホコテンで、毎週日曜日に100組ほどのロックバンドやパフォーマーのプロデュースをやっていた。勿論ボランティアで。そして実は今日は24時間のがん患者支援イベント「リレーフォーライフ・ジャパン2014町田」の総合演出をすることになっていた。勿論ボランティアで。でも、早朝に豪雨中止のメールが飛び込んできた。残念!)