河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

青の世界の裸婦…幻想の愛撫・・・

夜の波止場の桟橋に、透明な壁(多分ガラスか?)のベッドルーム。

群青色の小さな世界に、ふたつだけ灯りが点っている。

なんだか、シュールリアリズム感がいっぱいだ。

ベッドには、ポール・デルヴォーが描き出したような金髪の裸婦が純白の裸身を横たえている。

その傍らに、ココア色のストールを裸身に巻いただけの少女が佇んでいる。

裸婦は長いまつ毛の目を伏せている。

形の良い乳房が静かに波打っている。

可愛い鼓動さえ聞こえるようだ。

夜の波止場に魚釣りに来たボクは、この情景にたじろぎ、逡巡する。

少女が早くいらっしゃいとつぶらな青い瞳で促す。

ボクはベッドに近づき、幻想的な光の中で愛撫を・・・

待て、これは何かのおとり捜査か何かかも・・・

飾り窓の女はオランダで見たが、これは明らかに違う。

ボクは竜宮城の浦島太郎じゃないぞ。

ここは何処の国?

待て待て・・・ボクは最近出国してないし・・・

えっ?えっ?

その時、あさき夢の中で気が付いた。

これが夢であることを・・・。

(今日は何だか夢を沢山見た。新幹線の中や、学校の授業中や、いも掘りや・・・

でも、鮮烈に覚えているのはこの夢だった。将にシュールリアリズムの世界の旅。

なんだか徳をした気分なり。)