河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

アンビリーバヴォー!女神に逢えたぁ・・・

無数の泡が取り巻く視野の中に柔らかな山肌が見える。

湯気のよう一面に立ち込める虹の光彩の泡。

山の稜線に見えたのは、美しい女性の曲線。

ボクは自分のエロスが惹きつけられるのを感じている。

幻想的な、あまりにも幻想的なエロティシズム。

曲線は男にとって、女性美の象徴。

エロスの究極。

だから、女性が身につけるものは、曲線が多い。

衣装も装身具も・・・。

女性は、暗黙の内に男のエロスを刺激しているのだ。

そんな想いの空想が、一瞬で頭を駆け巡る。

光り輝く霧が、うっすらと晴れてくる。

匂い立つ、その人は笹の小枝を持っている。

アメノウズメノミコト・・・。

違う、彼女はもっとマゾヒスティックだ。

もっと肉感的なはずだ。

コノハナノサクヤヒメ・・・。

違う、彼女はもっとサディスティックだ。

彼女は美しいけれど、燃えるような激しさがあるはずだ。

では、この女神は・・・

その女神は美しい曲線美を、惜しげもなく見せながら海の上に立っている。

しずかな水面・・・

オトタチバナヒメ・・・。

ボクは確信した。

大好きな女神のひとり、オトタチバナヒメノミコト・・・。

すばらしい肉体の曲線、エロティシズムの情念の極致。

それに見とれていたボクが、さっと視線をその顔に向けた瞬間、眠りがほどけてしまった。

(ボクは古事記や日本書紀に登場する、数多の女神が大好きだ。日本の女神たちには、ギリシャ神話以上のエロスを感じる。最愛のヤマトタケルの為に命を捧げたオトタチバナヒメに逢えた。映像技術がどんなに進歩しても、夢には絶対に敵わないな)