彼方のアルプスから吹き下ろしてくる一陣の風。
大草原の草花たちは癒されている。
そこへ東から少年が・・・
南から娼婦が・・・
北から画家が・・・
西からヤンママが・・・
集まってくる。
いつもは、まるで接点のない人々が、沢山集まってくる。
昨日も。
一昨日も。
そして今日も、雑多な人々が集まってくる。
どの顔も、瞳が生き生きとしている。
画家が、誰かの似顔絵を描く。
娼婦がヤンママの肩をもんでいる。
少年は、山で取ってきた樹の実を娼婦のあげた。
ヤンママが少年を抱きしめる・・・母のように・・・。
世の中には、役に立たない人なんか、ひとりもいやしない。
ボクも、なにか力仕事で、誰かのお役に立ちたい。
ボクのスキルと、誰かのスキルを交換したい。
ここの広場は、人間のスキルと時間を物々交換する草原なのだ。
人間はみんな、命と言う大切な時間を持っている。
その時間もその人のスキルなのだ。
ひとりひとりが、その時間と言う命を交換すれば、必ず誰かの役に立つ。
倖せとは、ひとの役にたっている瞬間を感じることだ。
そこに倖せがあるから、人は集まってくる。
世の中に、役に立たない人なんか、ひとりもいやしないのだからね。
No More Throw Away People
英語なんか、思い出すものだから眼が覚めちゃった。
(この夢の主題は、今、ボクが想っているテーマのひとつだ。人間は誰でも人の役に立つスキルをもっている。そのスキルを時間換算してクレジットしておく。タイムバンク、タイムクレジットと言う考え方だ。これを若者達に教えてあげたい。
無駄な人間など、ひとりもいないことを・・・。)