夏の夜空を見上げている。
空にはこんなに星があったのかと驚くほどの満天の星空だ。
宮沢賢治の理想郷イーハトーヴもかくやと想わせる眩い光の世界。
ポッカリ!。
突然、音を立ててボクの心の引き出しが、ひとつ開いた。
歌を忘れたカナリヤは、うしろの山に捨てましょか…
西条八十が、そう呟いている声が聞こえた。
確かに、ボクも歌を忘れたカナリヤだなぁ。
いや、日本人の多くが歌を忘れたカナリヤになってしまった。
こんな、素敵な満天の星に包まれて、なぜ歌が唄えないのだろう。
なんで、素敵な日本の歌たちが、飛び出して来ないのだろう。
ボクは焦った。
歌たちよ、ボクの喉から飛び出して来い!
そして、大空に翔んで行け!
唱歌は翔歌。
良い歌は、空を飛びまわって人々の心に伝わるんだ。
もう一度、歌を空に飛ばすアクションを、しなければいけない。
そうだ、YOUTUBEだ。
YOUTUBEなら、素敵な言葉で綴られた日本の唱歌を、世界中に飛ばせるかも知れないな。
ボクの企画した翔歌イベント復活させなくちゃ・・・。
わぉ!こんなことしてちゃいられないぞ!
起きなくちゃ、起きなくちゃ・・・
本当に目が覚めちゃった!
(昨日、YoutubeSpaceのチーフプロデューサーとランチミーティングして、企画を語り合った。そんなことが夢のモチベーションになったんだろうね。ボクって単純な人だ(笑))