河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

ボクは飛翔する!想像の翼で・・・

濁りが全くない蒼い天空・・・

眼下に広がるのは、新宮の街並み・・・

ここは、もしかしたら神倉神社・・・和歌山の・・・。

確かにボクは、御神体のゴトヒキ岩の上に立っている。

絶壁の上である。

ここまで来るのに、荒々しい588段の石段があった。

枯れ木の杖を持って、よじ登って来たのだ。

この磐倉の創建は1900年ほど前だと言う。

祭祀の場だったのだろう。

ボクは盤上で蒼天を見つめ、心の言葉を打ち遣る。

「あの時、あの一歩を踏み出していたら・・・」

誰もが時折、ふと想うことだ。

来た道を振り返り、我が人生、悔いあるも悔いなしと悟る。

ボクは誰よりも、大自然の豊かな子供時代を過ごしたことか・・・

温かな大人たちのお陰で、想像の大きな翼を持てたことか・・・

この想像の翼の大きさが、大人になった時の生き方を左右するのだ。

そして今、ボクは更に大きな想像の翼を得て、この盤倉から翔び立とうとしている。

人生の最終章は、ボクらしく派手に決めようぜ!

ボクは大きく、深呼吸した・・・。

(この後が、思い出せない。でも、いいや・・・ボクの事だ。きっと天空に翔びあがった筈だ。いつか再び夢で見ることだろう。This story is to be continued !)