無機質な何もない空間・・・
利休ねずみの霧の風景。
真夜中に、オンラインに呟く友がいる。
「shit outta luck!]
がんばれと言う励ましも、もうこれで良いと言う友には無用の激励。
悲しみは共有出来ないが、慈しみはある。
つながりが明確ではない流砂のごとき雑多な人々は、マイトリー・・・
慈しみと言う感情でお互いを結びあっている。
慈しみは、前向きで明るい愛なのだ。
何かを伝えようとする、もう一人の自分の存在を意識する。
いつも美しさの影につきまとう汚さ、醜さ、悲しさ・・・
待つ身の寒さに、爪模様を・・・
秋の葉色に染めている人がいる。
風が稲妻のように折れて、吹いてきた。
「風に聞け・・・いずれが先に散る木の葉」
夏目漱石だったかな。
愛と性・・・
矛盾したふたつの行為。
馬鹿を装うふたり・・・。
気付かない振りが、慈しみ。
こうして、重ね合う心がまた、一枚増えた。
「灼きつくす、くちづけさえも眼をあけて・・・
受けたる我を、悲しみたまえ」
与謝野晶子だよね。
「あなたを帰さない雨だから、傘を隠してしまいましょう」
これ誰だっけ・・・
えーと・・・
佐藤ハチローだったっけ・・・
(ボクの大好きな、夢の中での言葉あそび・・・いつも何かを思い出そうと考える時、目が覚めてしまう。だけど、その時にメモするから鮮明に覚えていられる。
最近は、この夢物語も上達してきたと自分でも思うな。)