河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

人間同士の真実なんて、一瞬のもの・・・

自分が、やりたいことだけをやってゆく、人生があっても良いんじゃないか・・・

そんなことを、漠然と考えながら眠りについたようだ。

大きな川の畔にたたずんでいる。

暮れなずむ彼方の山際が、まだその稜線をくっきりと見せている。

日暮れが惜しい・・・

今日と言う一日への惜別の情・・・

この一瞬の積み重ねが、明日を運んでくるのか・・・

人間同士の真実なんて、この一瞬のものなのか。

あなたとも、いつかは別れる。

きっと、別れる。

いや、必ず別れる。

それは・・・

分かっていても、愛しているから哀しい。

世間では、強い男も、その一瞬には赤子になる。

絶望から、生きる理由を探し出して、一瞬を積み重ねて来た。

ちょっと先の命にすら、何の担保もない。

人生・・・

命にはクレジットがないんだ。

だから想う。

心の深淵に潜む欲望・・・

レオノール・フィニの描く「現在の彼方」のように、意識下にある欲望を、素直に出して行こう。

欲望こそ、絶望から生きる力を探り出す葛藤なのだ。

いつしか彼方の稜線に、夕焼けが一幕の芝居のように緞帳を降ろした。

辺りは、闇に染まった。

それでも、ボクの一瞬は、積み重なって行く。

大切なのは、心でそれを連鎖させることなんだ。

(眠りのイントロで想いめぐらすことが、そのまま夢へと連鎖する。そして、その浅い眠りから覚醒する。夢なのか現なのか・・・。こんな刹那もボクは好きだ。

今日の夢は、結構気にいっているから、朝日が気持ちいい。)