新宿駅から乗った、山手線の車内・・・
エヴァンゲリオンのワンシーンのようなセピアカラー。
向かいの席に座っている女子高生、おっさん、おばさん、サラリーマン・・・
全員がスマホやガラケーを握りしめて、うつむいている。
無表情な小さな世界・・・
なんだ、この氷のように凍った空間は・・・
おい、女子高生3人組・・・
君たちには、愉しい語りがないのかい?
まるで、友達ではないような友達。
携帯電話の普及が、期せずして手前勝手で、殺伐とした人間関係を露呈している。
これが、本来の人間の姿なのかもしれない。
みんな自分に精いっぱいで、寂しい奴ばかりの世の中なんだ。
この情報社会と人間の疎外感は反比例している。
世の中からの仲間外れ感・・・
社会との不参加感・・・
これじゃ、サイコパスな人間も増える訳だ。
反社会性人格障害は、もはや精神の病ではないかもしれない。
サイコパスではない奴が、少数派マイノリティの時代かも知れないぞ。
いよいよ、あの時がくるのか・・
アポトーシス・・・
不必要なものは消去していく、宇宙の法則・・・
いよいよ、アポトーシスの宇宙原理により地球上にその日が来たのだ。
地球の大自然が、人類を駆逐しようとしている。
要らない奴は消す・・・
冷徹な宇宙の法則・・・
ボクは走る山手線の窓から見える、青空の彼方に異変が見えた。
さて、最後の瞬間まで何をしようかな・・・
山手線は走り続ける・・・
向かいの席の人々は、まだ、下を向いている。
(眠る前にスマホでFBをやっていた。そんな毎晩の習慣に違和感を感じながら、眠った。そんな想いが、睡眠の導入になって、こんな夢になった。
人の振り見て我が振り直せ・・・電車スマホはやめよう…かな(笑))