河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

便利の反対語を考えていて、愕然とした!

筒井康隆の「繁栄の昭和」が読みたいが、本屋が見つからない。

いつもは何処にでもあるのに、必要な時には本屋がない。

その時、閃いた。

そうだ、アマゾンがあるじゃないか・・・

アマゾンの特急便なら、その日の内に届く。

便利だなぁ・・・

と、考えていたら・・・

便利の反対語はなんだっけ?

と、疑問が湧いた。

便利の反対語に不便がある。

多分、不便利だろうから、これは中国語から頂いた非定型だ。

今の時代に、この言葉使いでいいのだろうか?

本屋は不便だろうか?

本屋は役に立たないのだろうか?

そんなことはないぞ・・・

この生き馬の目を抜くような、すさまじい現代では、便利の反対語は不便ではない。

ではないと言うより、不便では収まりきれない。

原子力発電は便利だ。

しかし、大きな危険が伴う。

では、火力発電に重きを置くのか・・・

地球温暖化は、もっと危険だ。

海を埋め立てて、高層マンションを林立させる・・・

快適で便利だが、大地震や地盤沈下の危険が伴う。

飛行機やリニアカーは、便利で時間を短縮してくれる・・・

しかし、危険で命まで短縮するかも知れないぞ。

何て事を、考えていたら・・・

そうだ!

今の時代では、便利の反対語は、危険、だと気が付いた。

便利なものは全て危険だ。

アマゾンだってそうだ。

アマゾンの独占で、潰れた企業、職を失った人が世界中でどれほどいるだろうか。

そのサイドから見れば、便利なアマゾンだって危険極まりのない企業なのだ。

便利の対極は危険。

これで決まりだねと、ひとり納得していたら目が覚めちゃった。

(このように、ロジックをひねくりまわす夢は疲れるね。ロジックを展開している時は、結構楽しくやっているけれど、大体、結論が出たあたりで眼が覚める。すると、そのロジックを反芻して眠れなくなる。だから朝、疲れて起き上がることになるのだ(笑))