ボクは、しばしば思う。
ボクは、この世にほんの束の間、訪れただけの旅人・・・
ボクが、この世に存在する間に、死は存在しない。
死が、存在するやいなや、ボクはもう既に存在しない。
いずくんぞ、死を恐れるや・・・
そう、死への恐怖はない。
いや、むしろ楽しいと想う。
ボクが、やることは全て、悪い事にも良い事にもなる。
善と悪は、ボクの中で絡まり合う白い糸と黒い糸なのだ。
ある日、ボクたちはこの世を彷徨い、次の日には消えている。
存在するか、しないか、それが問題だとシェイクスピアは言っているが・・・
そんなことは、問題ではない。
些細なことだ。
たったひとりの存在感など・・・
ボクの人生は、ひとつながりの偶然の鎖・・・
だから、エピキュリアンとして今を生きるだけ・・・
そして、ある日、その日に自然に還るだけ・・・
自然は、目に見える精神。
精神は、目に見えない自然。
その悠久の宇宙に戻るその日まで、偶然の魂の連鎖を延ばして行くのだ。
さて、起きたら横浜に行かなくちゃ・・・
(この横浜で、飛び起きた。やばい、今日は横浜開港記念会館でコンサートの司会をやるのに、何も準備していない!「歌の旅人が結ぶコンサート」ワォー!)