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河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

耳を澄ませば、海は全てを語りかけてくれる・・・

ボクの故郷の海に来ている。

弓のように美しいラインを描く砂浜には誰もいない。

ボクは真冬の朝日に煌めく、この鵠沼の海が好きだ。

左手には、雑踏から解放された江の島が、のんびりと浮かんでいる。

右手には、烏帽子岩から小田原、熱海、伊東、稲取・・・

箱根山から天城連山・・・

その頂点に、綿の帽子をかぶった富士山がほほ笑んでいる。

これが、ボクの子供時代からの世界・・

ボクだけの宇宙・・・

耳を澄ませば、海は全てを語りかけてくれる・・・

鎮まった凪の海からの、誘いのような小波が砂浜を潤している。

すーっとやって来ては、すーっと返す波・・・

ひたひたひた・・・

ザァー・・・

耳を澄ませば、海の中から様々な音がもっと聞こえる・・・

じゅくじゅくじゅく・・・

ヒメアサリが砂の中から、息を吐いている。

ピチュピチュピチュ・・・

シオマネキ蟹が、あわてて砂に潜りこむ・・・

ピピピピピピ・・・

無数のウミムシが泳ぎ回っている・・・

1メートル四方の波打ち際にも、数百の生きものたちがいる。

邪魔をしないように、そーっと水に入ると、彼らに会える。

そして、ボクも彼らと共に、この地球に生きていることを実感する。

自然は、ロングショットで見るよりも、ズームアップで見つめるといい・・・

(今年、故郷の海の夢を何回見ただろう? 夢だけでなく、実際にも10回以上は行ったな。あの海はボクの原点だから・・・人生で立ち止まった時は、ボクを育ててくれたあの海に行く。これがボクの自然回帰なんだ。)