河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

今、子供たちには闇の世界がある・・・

公園で子供たちが遊んでいる。

それを見つめながら、ボクは怪訝に思う・・・

子供たちの、お行儀が良すぎるのだ。

ブランコも滑り台も鉄棒も、みんな並んで順番を待っている。

子供らしく、横入りしたり、ガキ大将が占領したり・・・

そんな光景がないのだ。

なんだか、通勤電車のホームや・・・

エスカレーターで、大人たちが並んでいる光景と同じじゃないか・・・

子供が、子供らしくない。

我がままや、自己中心的なガキがいない。

植え木に登って、枝をへし折ったり、泥団子をぶつけたり、女の子のスカートをまくったり・・・

そんな子供らしい子供がいないのだ。

以前、子供たちは大人の見える所で、子供らしさを発散していた。

大暴れしていた。

大人も見て見ぬ振りをしていた。

今の子供たちは、見えるところでは優等生だ。

みんな優しい。

でも、闇の部分を創っている・・・

大人の見えないところで・・・

子供たちだけの闇の世界・・・

大人が入れない闇の世界・・・

それに大人は気がついていない。

学校の先生にも見えていない。

子供たちが優等生の訳がない。

子供の心の半分は悪魔なのだから・・・

それを少しずつ失くして、大人になるのだから・・・

やがて、悪魔の心を失くさずに、大きくなった大人たちが現れるだろう・・・

いや、もう現れている。

子供たちが遊んでいる公園が、なんだか恐ろしい空間に見えるのだ。

(ガキ大将や不良も悩んでいるだろうが、優等生だって大変だ。大人に反発も出来ず、自己主張出来るのはテストの成績だけ・・・。大人が真剣に子供たちのことを考えてやらないと・・・)