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河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

一竿の風月・沈思の自由・洗心の刻を楽しむ・・・

冬の小さな青白い月が川面に映っている。

それは、せせらぎの中で時に歪み、時に散りじりに光を放つ。

川風がそっと身体をかすめて行く。

一竿の風月

ボクは釣り竿を今宵の友とし・・・

この大自然の中で、俗事から解き放たれている。

雁が三羽、鳴きながら月光をよぎる。

沈思の自由

今、ボクには何の言葉もいらない。

先刻から待ちうけていた言葉たちが、喉元で消えた。

かけるべき相手もいない。

戸惑う唇もない。

饒舌な眼もない。

胸の彼方の思い出さえも仕舞っておこう。

物質の豊かさこそ、精神の崩壊・・・

そんな木の芽時の想いには、まだ季が早い。

日暮れて途に窮することもあるまい。

気がつくと、風が止まっている。

川面に月がまるまると映っている。

もうしばらくは、洗心の刻を楽しんでいよう。

(目覚めると、外はドーンパープルの夜明けだった。美しい。寝る前に持っていた、幾つかの懸案事項などどうでも良くなっていた。ケセラセラ・・・♪

夢が人生の些事を洗い流してくれていたのだった。)