河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

群青の海、文明の戦争が近い・・・

突然、オリエントの風に運ばれた雪が舞い散り

冬の海は群青色に染まっていく。

楽しかった海が眠っているが如く、息を潜めている。

独りたたずむボクに、その風が耳打ちする。

「戦争が近い・・」

70年余・・・

想いを巡らせる・・・

ボクの人生は平和そのものの中にあった。

しかし、今・・・

この胸騒ぎはなんだろう・・・

「戦争が近い・・・」

ボクの知らない戦争・・・

ボクたちの身の周りを、八重垣で囲まれていた平和のヘッジファンドが、崩れようとしている。

戦争は元々、民族や宗教や文化や国家の戦いだった。

20世紀までは、そうだった。

21世紀は、様相が変化している。

この変化に、世界の人々が気付き始めた。

世の中が、豊かになるほど、法律や規制や差別が増え、日常が不自由になっていくのはなぜだろう?

それは、格差だ。

世界の人々の生活の格差・・・

これが、SNSの情報で一気に共有されたのだ。

それが、人々の文明の格差となって、紛争が起き、戦争へと繋がって来た。

フランスで起きた事件の、原因を精査しようとせず、先進各国首脳が挙って参加した反テロへのデモ行進・・・

これを垂れ流すマスメディア・・・

この異常事態は、将にもう一方への宣戦布告じゃないか・・・

群青色の海を見つめながら、ボクのDNAがそう呟いていた・・・。

(中世の世界戦争も人類の文明格差だった。それを再び繰り返してはいけない。

こんな時こそ、世界の国々とは違う価値観を持つ、日本の出番ではないだろうか。

自国の自衛権などより、もっと討議すべき事案が政治にはあると思うのだけれど)