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河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

誰かが何処かで泣いている・・・

誰かが何処かで泣いている。

路傍の花も、古枝の小鳥も・・・

みんな何処かで泣いている。

いつも通る冷たい街角・・・

一陣の風に、ポスターが巻かれて飛んできた。

パステル色の派手なポスターに・・・

鮮やかな想い出がよみがえる。

「求む男子・至難の旅

わずかな報酬・荒天の長き日々

絶えざる危険・生命の保証はなし

成功の暁には、名誉と称賛を・・・

1900年 ロンドン」

 

その100年も前のポスターに、若者たちが群がっている。

資本主義や民主主義に挫折した人々が、何かを求めている。

そうなのだ。

一見よさそうな資本主義や民主主義は・・・

水平線のようなもので、その彼方の夢を想像させてくれる。

でも、そこに近づく事は出来るが、誰も到達は出来ない。

力なきものは、道半ばで振り落とされる。

 

いつか誰かと歩いた想い出のある街かど・・・

あの日と同じように風が舞っている。

今も、誰かが何処かで泣いている。

(冬の夜、夢も凍りついているようだ。なんともセンチメンタルなボクの柄でもない・・・。風に飛んできたポスターは、ボクの好きなもので、1900年にロンドンの新聞に掲載された広告、南極観測の隊員募集だ。イスラム国とは関係ない。)