やばい・・・
うける・・・
リア充・・・
テンションあがるー・・・
壁ドン・・・
ありのままで・・・
マタハラ・・・
レジェンド・・・
・・・・・・・・・・
ボクの前を、羽根をつけた言葉が乱舞している。
マスメディアやインターネットやSNSやスマホから・・・
様々な言葉が縦横無尽に飛び出している。
その言葉たちを良く見ると、気持ちがセットされていない・・・
ただ単に言い散らかされているだけだ。
人々は、言葉を発しただけで通じていると錯覚している。
言葉がお座なりになっている。
誰も相手の目を見ないで、言葉をぶつけ合っているだけだ。
そこには言葉のキャッチボールがない。
キャッチボールは、まずお互いが相手の目を見つめる。
次に相手が投げてくるボールを想像する。
投げるほうも、球種を工夫する。
すると、ボールに二人の気持ちがインプットされる。
これが、見た目は平凡だがキャッチボールの醍醐味なのだ。
人間の会話も、本来はキャッチボールなのだが・・・
人々は、目を見て語る事を忘れてしまった。
絵文字などでごまかすことすらある。
さらに、メディアが増えて言葉が多すぎる。
だから今、ボクが立っている前を、こんなにも多くの言葉たちが羽を着けて飛び回っている。
こんな時こそ、気持ちを的確に伝えられるテクニックがある。
沈黙だ。
無口の優しさ、いたわり、手助け・・・
言葉に頼らないアクションを思い出そう。
うん、そうだね!
ボクは、ボクに納得してしまった (笑)
(ボクは言葉を生業にしている身だが、確かに言葉に頼りすぎているな。
沈黙と言う、最高技術の表現・伝達方法を忘れてしまうことがある。本当に相手に大切なことを伝えたい時は、黙って目を見つめることにしよう。
その時はよろしくね(笑))