河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

ちょっとだけ、ひかえ目なこの人生がいい・・・

珍しくBarのカウンターで酒を飲んでいる。

ハイボールにはニッカがいい。

ハイボールには安い酒が似合うんだ。

だから、バーボンもいいな。

酒を無二の友としていた頃・・・

物事の限界を知らないボクは、好きなだけ飲んでいたっけ。

酒とは、飲んでいる時は飲み足らず・・・

飲み終わった時は、すでに飲みすぎている飲料のことだ。

そんな酒の定義を、想い浮かべた時に、ボクは酒をやめた。

ボクは、酒飲みになってはいけない種類の人間なんだ。

ひかえ目にしよう・・・

ついでだから、70本も吸っていた煙草も止めた。

競馬や麻雀などの賭け事もやめた。

それで、人生何が面白いと友たちが言った。

しかし、身体に悪いものを全てやめたら・・・

あの日から、何事もひかえ目になったかと言うと、とんでもなかった。

興味や好奇心が、ますますアグレッシブになって人生の面白さが一変した。

世の中が楽しくて仕方がない。

ボクは、手にしたグラスのハイボールを、床に振りまいた。

お前の誘いには乗るもんか・・・

アッカンベー!

(あの日から、時々酒を飲みそうになる夢を見る。最初の一口はすごく旨い。

でも、いつも気がついて捨て去る。煙草の夢は見たことがない。酒と煙草のない人生・・・ちょっとだけひかえ目なこの人生が気にいっている。)