河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

大人も子供も大好きな話は…これだ!

ドラマの企画を考えている。

カフェのお一人様席・・・

他所は知らないが、東京のカフェでは、殆ど全員がパソコンや本やノートを持って勉強している。

日本の若者は、こんなに勉強が好きだったの?

と、疑りたくなるくらい勉強している。

東京のカフェは図書館と化している。

だから、ボクも真似して企画の勉強などしてる振りがしたかったのだ。

宇宙からの侵略者・・・

ウイルスの蔓延・・・

巨大すい星の衝突・・・

火山の大爆発・・・

大津波の襲来・・・

地球温暖化での大都市沈没・・・

原子力発電所へのテロ攻撃・・・

死者の黄泉帰り・・・

どうも、思い付くのは、みんなが死にそうになる話ばかりだ。

確かに今、ハリウッド映画の主題も、こんなのばかりだし・・・

みんなが幸せになるお話なんて、誰も関心がない。

子供も大人も好きな話は、誰かが不幸になるお話・・・

そして、これらのストーリーのフィナーレは決まっている。

並はずれたヒーローが、あり得ない強運と、奇跡的な偶然で事件を解決してしまうのだ。

更にエンディングは、ヒーローたちはまだ気がつかないが、観客は知っている・・・

つまり、もっとやばい次のクライシスが、すぐそこまで迫って来ているのだ。

このように設定は違っても、万人が好むフォーマットは出来てしまっている。

制作費を出すクライアントは、このフォーマットを厳守だと言う。

あーつまらねー

これじゃ、クリエーターは育つわけがない。

ボクは、企画を考えるのがバカバカしくなってきた。

(今、シリアで起きている人質事件も将にこのフォーマットだから、ここまでマスコミや評論家のせんせーたちが関心を示しているのだね。解決策は強運と偶然を持ったヒーローの出現しかないのだろうか・・・)