河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

女は夢の中に現れて、男を犯す・・・

長距離行きのバスストップ

ボクはカフェの窓越しに見つめている。

曇ったガラスを掌で拭きながら・・・

女がひとり、旅に出る。

昨日もひとり・・・

今日もひとり・・・

明日もひとり・・・

女の旅は、ひとりが似合う。

女の日常は、ドラマチックがいい。

いつも青信号の人生の交差点・・・

それは回想の街かどにある。

甘美な想い出

切ないコメディ

屈辱の陶酔

姿・形で女に注ぐ、男の視線の冷酷さ・・・

女は、それを承知でほほ笑むのだ。

肉体を食わせる、DNAのリベンジ・・・

悲しみと恍惚が同居している情念の極致。

女のエロスは、いつだって自由な空間を求める。

禁欲のプレスの中から、生れ出たエロスの天使たちよ。

もうサディスティックな、お芝居はやめていい。

女のエロスを滅ぼすことなど、出来はしない。

女神を連想させる女・・・

教会のシスターを想わせる女・・・

女は夢の中に現れて、男を犯す。

(夢の中の情景を文字にしてみた。シュールな画家、フェリックス・ラビスの絵のように、悲しみと恍惚が同居する空間・・・ボクは女性が隠し持つ自由奔放なエロスを、垣間見つけるのが好きだ。来日中のシスター・クリスティナの瞳の中のエロスと言えば分かりやすいかな・・・(笑))