河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

時はゆっくりと俺の人生を変えていく……

再び、ヨットに乗りたくなって洋上に

小型のディンギーは逆風を切り裂いて南下する

いつの間にか夕日が海面に落ち、いきなりの闇夜がきた

下田の灯台の灯りも見えなくなり、神津島の明りもおぼろ

銭洲の岩礁に気をつけよう

新月は潮の引きも大きい

俺はヨットがなぜ好きなのだろうか

それは、順風より逆風の方がスピードが出るからだ

それは、俺の人生にも似ている

俺はいつも、順風を避けて逆風の中に身を置いている

金や地位や権力を失おうとも、その姿勢は変えない。

逆風こそ俺の居場所だ

その時だ

急に風が止まった

凪だ、べたなぎだ

無風はヨットの大敵だ

自分の意志に関係なく潮流に流される、果てしなく……

世の中だってそうだ

世間の逆風におどおどしてる奴が多いけれど、無風の方が怖い

それは、自分が世の中から無視されているのだから

無風は辛い、怖い、絶望だ

俺は無風のヨットの上で、ボクシングのファイティングポーズをとる

唇を噛みしめる

唇のはじから血が流れても、涙は流さない

(今朝の夢は、結構いいドラマの主役になっていた(笑)。ヨットマンがいつしかボクサーになっている処がボクらしいね。ボクサーの練習は辛い。マウスピースをくわえていても唇から血を流すこともある。それが涙の代わりだってことはボクサーでなければ分からないことだ。)