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河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

夜行列車・たばこの煙り・疲れた男たち…

二次元の夕闇を夜行列車が走る

湿った温風が吹きすさぶ停車場

夜行列車が停まる度に男たちが乗ってくる

ひとり、ひとり、またひとり…

うす暗い車内

重たい空気とたばこの煙り

額に滲む汗

疲れ切った男たち

夜行列車はそんな男たちの吹き溜まり

人生の夢や空間や方向性を失った男たち

昭和40年代のモノクロの世界

やがて夜行列車は三次元の暗闇を切り裂くように走る

男たちの瞳に光が灯る

夜はある一瞬、時間が制止することがある

ふと人生の悲哀も怨恨も愛情さえ忘れ去る空間がある

時間というべきか・・・

男たちの夜行列車が終着駅に着いた

四次元の街・・・

すべてが静止している…ように見える街

車も犬も全裸の女たちも…

すべてが静止している

時間を忘れても許される幻想の世界なのだ

真夜中の一瞬だけ

恋人たちが、あちらこちらで抱き合っている

即物的な重圧だらけの喘ぐ三次元のエロスではない。

自由な時に包まれた、官能の四次元のエロスの世界。

男たちの魂は解放され、帰りの夜汽車に乗り込んでいる。

再び、三次元の懐に還る。

(夜、一瞬だけ時間が静止する時がある。ふと時間の存在を忘れる四次元空間。

エロティックな幻想の世界へひとりで入り込む自由。この世に夜の存在感に感謝するひととき…それが夢。)