河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

CMの中のエロティシズム…

ビルの屋上に巨大な黒い塊り

それはねっとりとしたコールタールのようだ

ビルの下では、ボクともう一人…

どう見てもアントニオ猪木なのだが…

ふたりでビルの上から流れ落ちるコールタールのようなものを手繰っている

それは乙女の黒髪にも似て、素晴らしい漆黒の艶がある

アントニオとボクは、一生懸命に黒髪を手繰っている

「はい!やめー!」

「ボツだ!」

何処からか監督の声がした

これはシャンプーのCM撮影だったのだ

「だめだ、こんな作品じゃ売れない」

「ステマだよ、ステマ…今の時代はステマだよ」

ステマ…ステルス・マーケティングか…

如何にも第三者が作ったようなCMと思わせない広告宣伝…

海の岩場に裸婦が座っている

長い黒髪が乳房の横を流れて、秘部を覆っている

アルベルト・マルティニの描くシュールな女性のように…

彼女は丸い筒を握りしめている

周りの岩も円筒形をしてる

沖のヨットも円筒形だ

円筒形は、女性の意識下にある男への憧れ…

円筒形は男のエロスの象徴なのだ

これを握りしめて黒髪を大海に洗う・・・

これぞステマだ

これからのCM作り…女性購買層にはエロスを作品に潜りこませよう

面白いステマがいくつでも出来そうだ!

と、喜び勇んだら目が覚めちゃったよ(笑)

(確かに、女性用の化粧品の容器は円筒形のものが多いね。これは女性のエロスを刺激して手に取らせようとする発想だ。コマーシャルに登場する象の鼻が、決まって上を向いているのも、購買層へのエロスの刺激効果だよ)