河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

はるか雲海の上を音もなく流れる気流にのって…

ボーイング機は一気に雲上に躍り出た

一瞬、眼下に瞬いていた街の灯りもすでに、見えない

漆黒の闇の中…

その時…

ボクの大好きな、あの曲が…

♬ Mr Lonely ♪♫♪

「遠い地平線が消え 深々とした夜の闇に

心を休める時 

はるか雲海の上を音もなく流れる気流は…

夜のしじまの なんと饒舌なことでしょう」

ボクの大好きだった懐かしいナレーション

ボクは雲海の中をジェットストリームに身をまかせて流れている

なんという心地よさ…

色不異空 空不異色

色即是空 空即是色

般若心教まで流れて来たぞ

そうだ、そうだよね

最近、海とか川とか地上の事ばかりに心が行っていたけれど

空を見ること忘れていたよね

空を見ていると苦しみや悲しみを忘れられる

空がみんな吸い取ってくれるんだ

だって空の中では苦しみや悲しみは

あるけれど、ないもの

ないけれど、あるもの

すべてはまぼろし…

この世はなにもない空っぽ…

夜のしじまは、いつまでも饒舌にボクに語りかけている…

(ボクはラジオやテレビのナレーションを相当数書いたけれど、城 達也さんの

ジェットストリームは越えられない。そのくらい素敵なナレーションだ。

それを聞くことが出来た。夢のような出来事だって…夢なんだけど(笑))