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河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

涙とは無関係のシルバーグレイな空間…

最終ラウンドのゴングが冷酷に響いた

ボクは赤コーナーのチャンピオンを見つめる

勝てる

そう確信した

奴にはもはや3分間リングに立ち続けるスタミナがない

あるのは、ボクを打ち倒すであろう、ただ一発の必殺右ストレート

これをダッキングで交わして、すかさず…

右フックのボディから左のストレートを顎にぶち込めばいい

これで奴の動きは完全にとまる

あとは奴が倒れるまで、左右フックの上下の連打だ

呼吸も出来ないほど殴り続ける

死んでも仕方がない

倒れなければ殺す

だって、8ラウンドまでボクは殺されそうなほど殴られた

奴の目に殺意を感じた

奴はうっすら笑っていた

でも、ボクは倒されなかった

さぁ、いくぜ、チャンピオン!

ボクは猛然と飛びかかっていった

(ボクシングは、ケンカであり小さな戦争だ。リングに上がれば死の恐怖がある。

相手を倒さなければ倒される。殺さなければ殺される。

だから相手が死んでも構わないと思って殴る。

ボクサーは相手が倒れることに喜びを感じる。相手を殴り続けることに快感を覚える。

涙や理性や同情とは無関係な空間なのだ。シルバーグレイのあの空間はスポーツだからと軽々にくくる評論家には分からないだろう。)