河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

タバコを見つけた少女の頬には…

真夏の鵠沼海岸…

ボクは砂浜で仲良し仲間とマージャンをしている

高校生のボクらは湘南エドワーズと言う波乗りのグループだ

「だれかモク持ってねぇ?」

オケがつぶやく

「ねー」

ヨコが適当に応える

「シケモクならあんよ」

トキワがボクに半分吸ったタバコを放ってよこした

ボクはシケモクにマッチの火を着けた

タバコが短いからやけに目に沁みる

その時、ラグビーのボールが飛んできた

「ケッ、アクデなにするんだぁえ!」

ケンカの好きなトキワが気色ばむ

相手は、ボクたち湘南エドワーズの宿敵、鵠沼シャークスの連中だ

奴らは砂浜でラグビー遊びをしている

ボールがぶつかってマージャンパイがぐしゃぐしゃだ

ボクはシケモクをくわえたまま立ち上がった

その時だ

何か視線を感じた

視線の先にはチビがいた

ボクの幼な友達の少女チビ…

チビは鵠沼シャークスにいる

チビの頬に涙の粒が流れていた

ボクはあわててモクを吐いて砂浜に飛ばした

沖からの潮風で目がかすんできた。

(最高だ!どんな映画よりドラマより小説よりもすばらしい夢のドキュメンタリー。

だって、殆どがシリアスな実話に近いストーリーだもの。幼な友達も初恋のチビも

宿敵の鵠沼シャークスもみんな元気で健在だった。故郷の鵠沼の海が見たくなった。)