河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

ここではない何処かに、行きたい女性たち…

小さく光る黒い小石ばかりの河原に辿り着いた

黒い小石は、ボクが子供の頃、海で集めた宝物だった

ホゥっと息を吹きかけると、ビッシリと濡れる

黒い小石のあぶら石…

それが無数にある河原に、あの少女がいた

ボクの前に、しばしば現れる少女…

頬に涙の形のアザがある少女だ

いつも泣いているような憂い顔をしてる

社会から突き飛ばされ、もがいている少女

ここではない、あそこでもない何処かに、行きたい少女…

日常の中で、非日常を探し求めている少女…

彼女の可愛い口が動き出した

少しかすれた甘い声が漏れる

「秋の夜は、はるかの彼方に、

小石ばかりの、河原があって、

それに陽は、さらさらと、

さらさらと射しているのでありました」

中原中也 ひとつのメルヘン

ボクの大好きな中也の詩を、なぜ少女が…

シリアスに考え始めたら日常に戻っちゃった

(日本の少女たちが、この社会から疎外感を受け、放り飛ばされて、

もがき苦しんでいるケースが多いとネットニュースでしばしば目にする。

一見、楽しそうな女性たちの日常は、仮面の舞踏会なのかも知れないね。)