ため息の出るような秋の陽光につつまれて
草枕に生きている喜びを
独り謳歌している
ふぅーと、柔らかな吐息がもれる
その透明な吐息には、ボクの想いがいっぱいだ
吐息も物質だから、質量があるな
その素粒子はどんなものだろう
ニュートリノのように重量もあるな
ボクの心で制作した素粒子が、大空に散ってゆく
ボクの心が自然と響き合い、一体化するものもいるだろう
自然への回帰だ
自然とは、自分を含めての自然界なのだから…
更にボクの素粒子は宇宙へ
宇宙とは、自然を含めての宇宙空間なのだから…
そうすると、ボク自身も宇宙を構成する一部なのだ
ボクは宇宙そのものなのだ
風の又三郎のガラスのマントみたいに
この草原のボクは、全くの自由に同期している
独房の死刑囚ほどの鋭敏な感覚で、小さな微かな音にも耳をすませる
音もまた、物質なのだから
その素粒子音を聞きわけてみよう
あっ、聞こえた!
と、思ったら耳鳴りだったよ(笑)
(一昨日辺りからのノーベル賞受章報道が、身体に沁みついたようだ(笑)
単純な構造だな、ボクは(爆)でも、ニュートリノって梶田先生が小学生に説明してる文章読んでも、ボクにはまったく理解不能だよ(大笑い))
母なる宇宙との