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河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

ボクのジャックナイフは錆びていない…

秋には珍しい南からの風

潮の匂いに誘われて鵠沼東急レストハウスでウイスキーのシングル

浜辺をぶらぶら歩くうちに砂山にいた

竹のヨシズもヒルガオもあのまんま

ボクは突然、砂山を掘りたい欲望に…

掘ってはいけない

掘る時ではない

と、思ったが既に掘った穴の中に目的のものを見つけている

ボクのジャックナイフは錆びていなかった

フォールディング式の飛び出しナイフ

ワンプッシュでパチーンと開く

船乗りが腰にぶら下げているシーナイフだ

ボクは小学生の時からナイフが好きだった

いや、生徒の全員が持っていたんだ

鉛筆を削る為に

でも、机も結構削って遊んだっけ

中学になると折りたたみの肥後守だった

そして、高校の時はジャックナイフになった

毎日、肌身離さず持ち歩いた

でも、ケンカの時はお互いに、ナイフを置いてから殴り合うのが暗黙だった

そして、高校を卒業する時にナイフを手放した

みんなそうした

大人になる為の儀式だった

ボクは大好きなジャックナイフを家の前の砂山に埋めた

そのジャックナイフをパチーンと開く

シルバーの刃先に夕日が映っている

まだまだ、ボクは一人前じゃないな

苦笑しながら、砂山に埋めた

(村上春樹がノーベル賞かもと思って、彼の「ハンティング・ナイフ」を寝酒代りにパラパラと…その影響がこれか?(笑) でも、ボクたちの世代はみんなナイフを持ち歩いていたな。それを止めろと言う無粋な大人もいなかったな。)