河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

砂山に寝転んで、空に染まる17歳の心…

鳥瞰で見えるのは、ボクの砂山

小さい頃から、独り遊びをしていた

そう、ボクはなによりも独り遊びが好きだったな

砂防林の松林に武器庫をこしらえ

まだ見ぬ敵との戦いを夢見ていた

砂浜にはカニや潮吹き貝や無数の海虫もいた

一人ぼっちは、寂しくはなかった

ボクの砂山に寝転んで、流れる雲を見るのも好きだった

同じ形の雲は、二度とないことも知った

その砂山に、誰かが寝転んでいるのが見える

あれは17歳のボクだと思った

だって、あの砂山に寝転ぶのはボクしかいないのだから…

17歳のボクは今、何を考えているのだろう…

自分勝手で、我がままで、頑固で、利己的で、気が強くて、陰湿で…

そんな自分に気がついて…

子供はみんな同じだよなと呟いて…

大人社会に迎合出来ない自分に気がついても…

このままで行こうと決心していたけれど

社会に出るのを躊躇している

17歳のボクは、あれはあれで結構真剣に生きていたんだ

砂山に寝転んで、空に染まる17歳の心…

(この砂山は子供の頃、ボクの空想の場だった。独り遊びには空想と言う素敵な時間がある。そして今ボクは、様々な衣服を身に纏って世の中に迎合しているけれど、中身はなんにも変ってはいない。海辺の大好きな悪ガキだ(笑))