月日は百代の過客にして行き交う年もまた旅人なり
芭蕉の言が身に沁みる齢ひ
一天払ふが如く吹きすさぶ風に
下弦の寒月落ちて日々冷気加はる
晩秋の萩尾花 水面に垂れ
黄昏の微光 樹間に漂ふさま言わむ方なし
日々 寒気加はる時期
己が行く道 未だ定かならずや如何せむ
水は器に従がいて様々に変幻す
況や人も交わる友において
良きに悪しきに染まるものなり
必竟 己に勝る良き友を探し求める
これも又 旅なり
(朝、モバイルに飛び込んでくる知人たちの訃報…それが多くなってきた。
ボクの年齢による結果なのだろう。で、ふと考えることもある。そんな夢もある。
それをまともに書いても平凡すぎるので、文語体にした(笑))