河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

真白き富士の嶺 緑の江の島 通称片瀬のぽんたと発します

漆黒に研磨された硯石のような路

黒光りの路を歩いている

足元にボクの姿が映っている

思わず背筋を伸ばす

この路はボクの人生だと気がついた

後方を振り返ってみる

何もない

そうだろう…ボクは過去などに興味がないのだから

前方を見つめる

何もない

そうだろう…ボクは輝ける未来など興味がないのだから

今日、せめて明日一日がボクに辛うじて担保された時間なのだ

それをどう楽しむか…

それがボクのボクだけの人生…

 

おひかえなすっておくんなさいまし

別れのブルース メリケン波止場

港町13番地からちょいと下れば伊勢佐木町

あたくし 生れは横浜にござんす

ここから更に西へ下って8里半

真白き富士の嶺 緑の江の島

金波 銀波の打ち寄せる

あたくし 育ちは片瀬江の島にござんす

恋の片瀬の浜千鳥

鳴けば未練の増すものを…

月がとっても青いから

さざえトコブシ パクって帰ろう

弁天様には今でも頭が上がりませんや

親分なしの子分なし

通称 片瀬のぽんたと発します

 

今、足元の硯鏡面に写っているのは、いつものボクだ

明日もこのままで迎えられたらいいな

これがボクの輝ける未来(笑)

 

(久しぶりのぽんたの登場(笑) ボクの高校時代の仇名。名付け親は漁師町腰越の番長

ぶんさんだったな。ケンカの強いぶんさんのお陰で、ボクは自由奔放な楽しい高校時代だった。それが今でも続いているだけ、ぶんさんはもういないけれど…)