河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

愛はさすらいを好むもの…

キーンと凍てついた冬の夜空

南天にその存在感を鼓舞するように輝く狩人 オリオン座

左下に瞬くのは神々の王ゼウスの化身 おうし座

そして優しいまなざしのふたご座

冬の星座は美しく冷たい

ボクは、星座たちから目を逸らし

弱い月明かりの中を歩いている

誰も居ない独歩の旅路

流離・流浪・放浪…

どれでもない、さすらいの旅

月に照らされた自分の影が旅の道連れ

自らが決めた険しい道

例えそれがケモノ道であっても構わない

愛はさすらいを好むもの…

永い人生で一番沢山存在し

一番茫洋として掴めなかった愛の存在

凍ったしずくが頬に冷たい

誰にも見せることがなかった男の涙

自分が泣いていることに気がつかないほど

冬の星座はキリリとしたナイフのように輝いてやがる。

(なんだか干支を6回も積み重ねると、冬の星座を見つめる感情も違うもんだね。

現実には星座などどうでもいいんだけれど、夢の中ではきちっと見てる。

どちらの自分が本当の自分なのかなぁ…

 ボクの最後の遊行の旅路は愛を求めるのだろう)