河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

この社会は不条理の連鎖と言うけれど…

チリチリ肌を刺す寒風

初冬の武蔵野の雑木林

常緑樹は濃い緑の葉をまとい

得意そうに気高そうに立っている

落葉樹は枯れ枝を風にしならせて紅の葉をつかんでいる

その葉も一枚、また一枚と枝から別れて宙に飛び去る

毎年繰り返えす雑木林の残酷な冬景色

常緑樹と落葉樹…

この大自然の不条理

あちらこちらの森や林で不条理の連鎖は続く

もし言葉数の少ないジャーナリストやマスコミ人なら、そう綴るだろう

大自然の不条理と…

あたかもテロと空爆を、不条理の連鎖と書きなぐるように…

テロと空爆を報道しながら、テロばかり非難する

空爆で子供や女性や弱者が犠牲になっていないが如くに…

そのほうが不条理ではないのだろうか

不条理とは、常識に反していることと辞書にある

常識は権力者の思惑で、幾通りにも変化するが…

常に片一方ばかりが笑い。もう一方が泣く報道姿勢は疑問だ

また一枚、枯れ枝から葉っぱが宙に飛んだ

でも、良く見るとその落ち葉は風の中で舞っている

北風に乗り、軽快なステップでダンスをしているようだ

落ち葉は生きているんだ

楽しんでいるんだ

唄っているんだ

弱者を簡単に切り捨てるのはやめよう

(この時代、弱者を落ち葉のように扱っていないだろうか?

枝と言う世の中から外れたら終わりと…でも良く見ると弱者にはポテンシャルなエネルギーがなくなった訳ではない。いやむしろ、蓄積され凝縮されたパワーがあるんだ。

反骨と言う…落ち葉を憐みの目で見るのはよそう。)