河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

表面はウソ 中はホント

寒い 寒い 寒いよ

寒の雨にとけて、消え入るように歩くのは…

風流には程遠いけれど

風雅の顔を造って装う

世界は何でできているか考えながら…

力ずく、弱者いじめ、独裁者ごっこ…

この三つで全てが語れる小さな世界

すれ違う女は毛皮のマリーに似てたな

表面はウソだらけ

でも中はホントの女

なんだか寺山修司タッチだなと独りでうけてる

何だ…この音は…

濁り水が足下を流れてるんだ

泥と油の入り混じったヨコハマっぽい川

濁り水さえ流れながら澄んでいく

人間はなぜ、ますます濁る

ボクの道はいつも前だけにある

だから真っ直ぐに進もう

独りで真っ直ぐ歩き続けることは淋しい

やってみれば分かる

しばしばの煩悩の胸騒ぎ

エロスのスイーツな誘惑

今日も又、人混みに放浪している

あらゆる矛盾を身にまとって…

(なんだか、独りごとを言いながら大都会の中を歩き続けている。

周囲は書き割りのセットみたいだったな。歩いている人々も芝居の役者のようにウソだらけの顔つきだ。でも、この世界をもうしばらく歩いて行こう。)