河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

この宇宙に 愛は存在するか…

睦月の寒月から

一条の光が雑木林を射し通す

それが道になり、遥か遠いもののふの昔日に

ボクの心をいざなう

ボクは、猛悪な武将の甲冑を投げ打ち

しばしのやすらぎを求め

凛とした幻影の気配に身を沈めた

愛・・・

確かに今、ボクは愛に包まれている

愛は物理学上は存在しない

しかし今、ボクの中に愛が確かに存在している

愛の存在は幻想ではない

愛は物質ではないのか

宇宙の全ては物質で構成されているとしたら

ニュートリノ理論で言う最少物質の素粒子ではないのか

スーパーカミオカンデで証明された、物質をも貫通する物質

地球をも貫通する物質かも知れない

愛は…愛と思い込むことで実存する

愛の素粒子が激しくぶつかり合って

身体じゅうが熱くなる刹那が確かにある

愛が物質として存在しているからだ

愛には質量があるからだ

愛する者への絶対的な恭順…

嗜虐的な献身…

寒月の明りに艶めく色香に身を染めたら

ボクは間もなく現実の世界に戻っていくだろう

(なんだか谷崎潤一郎の「春琴抄」の幻想。そんな世界に身を置ける夢の世界。

物理学と哲学と文学が混ざり合った、ボク流の愛の素粒子理論だな(笑)

愛なき時代に愛の実存を証明する理論…だめか(笑))