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河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

夢の銀河鉄道…の・ようなもの

オラ オラデ シトリ エグモ

トシ子は虚空を見つめて呟いた

この言葉のワンシーンが時折、ボクに舞い降りる

オラ オラデ シトリ エグモ

そう言ってトシ子は、夢の銀河鉄道に乗り込んだ

大好きな兄、賢治の胸から飛び出して…

銀河鉄道は死者を乗せて走る

ジョバンニもカンパネラと一緒だった

でも、途中でカンパネラは居なくなってしまった

トシ子は、ぼんやり窓の外を眺めている

私は私…独りで行く

オラ オラデ シトリ エグモ

方言には美しいチカラがあるんだ

静かにして激しい清流の情念

奔流 岩をかむ凄まじさがある

トシ子は孤独ではあるけれど

孤立はしていない

ただ単独なだけ…

今宵も星のない闇の天空のプラットフォームに

銀河鉄道が停車している

決して孤立はしていない人々が乗り込んでいる

孤独ではあるけれど、せつなさはない

銀河系から舞い落ちて来た雪のひとひら

風に揺られて、透き通った温かなしずくになった

トシ子の涙かもしれない

オラ オラデ シトリ エグモ…

(レストランでワインとパンと生牡蠣を楽しむ独りの男。

楽しすぎる孤独。決して世の中から孤立はしていない。

孤独な生活はお洒落なんだ。冬のナイトキャップは独りで

宮沢賢治がいいね。)