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河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

死は、日常的にいつも傍らにいる

5%のブドウ糖溶液と0.9%の生理食塩水500ccを腕に受けて

その作家は想う

病と闘う覚悟はできた

死の意味を自らにも問うている

解決のつかない自問自答

凄まじくも弱弱しい心との葛藤

あの日から死は

日常的にいつも傍らにいる

自分がもはや世間から離れ

今まで生きて来た社会を遠くから眺めている

そんな心境にはまだ、なっていない

でも、いずれはなるのだろう

まだまだ強い生への執着があるのだ

その作家には美学ほどの美意識がある

することではなく、しないこと

する闘いではなく、しない為の戦いであること

諦めることではなく、諦めないこと

なのに夜、眠れない事だけで

世の中に取り残された気持ちになるのはなぜなのか

自分の作品が売れたのは、人格に対してではないことを悟って

文化と言う名の仮面の商売に疲れ果てた

500ccの水滴を身体に入れて作家は想う

全てに宿ると言う様々な神々も入っては来ないかと…

アニミズム…

その、あいまいさが欲しい

科学万能の時代だからこそ、あいまいさが欲しいのだ

その作家は独り喋り続けている

(夢に登場した男は、ボクが長く兄事していた作家だった。

人間の仕草の変化を見ることが好きだった。その些細を作品にしていた。あの作家が今の社会を見たらどう言うか…時々ふと想う)