河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

行く言葉が美しければ 来る言葉も美しい

なんとなく時流に乗っている毎日だけれど

たまには丘の上から、時の流れを見つめていたい

そう思っていたら、その丘の上に居る

いろいろな人々が俯瞰で見える

ボク自身が定点カメラになるいつもの場所だ

中央の大きな川はポピュラーセンチメント

大衆的感情の流れ

つまり世論ってやつか

こいつがこの時代は曲者だな

大学と放送作家の先輩である井上ひさしさんが言っていた

メディアや政治家が好んで使う言葉

プラスティックワードに気をつけろと…

発展的 情報社会 近代化 合理性 一億総活躍など

つまり恣意的に造られた言葉だ

意味が曖昧で、どうにでも形を変えられる

今の国会の論戦を見ていればわかる

与党も野党もプラスティックワードの連発だ

それを戒め、監視するはずの報道マスメディアも連発だ

時の流れは、安易な言葉であちこち堤防決壊してる

今こそ、マスメディアは国民に迎合するのではなく

啓蒙しなければならない使命感がある

なぜなら、初めて人間の破滅がリアルに目に見えて来た時代

未来への夢を失いかけている時代なのだから

かつての夢の資本主義も、弱いものいじめを始めている

こんな状況に立ち向かったのが、作家たちだった時代があった

作家は作品で社会に立ち向かっていた

今は、惚れたの殺したのとゲスの極み作家ばかりだからなぁ

(久しぶりに、世の中を定点で見つめる丘の上に来た。

結構シリアスに見えてたなぁ。一番目立ったのは安易な言葉の氾濫だ。行く言葉が美しければ、来る言葉も美しい。日本語を大切に使いたいね。)