河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

再び、ボクは鳥になった

ボクは、しばしば鳥になる

風に誘われて上昇気流を見つけ

トンビのように輪を描きながら飛ぶのが好きだ

鳥になると、普段見えないものが見えてくる

遠くの方に都会のビル群が見える

近づいてビジネス街を俯瞰している

ビルの中の人々は、本当によく働いている

そんなに働いて、どうするのかな?

きっと、買いたいものがあるのかな?

欲しいものがあるのかな?

家族に頼まれているのかな?

他人より沢山、モノを手に入れたいのかな?

ボクにはよく分からない

ボクには物欲がない

何が欲しいと言われたら、時間が欲しい

楽しく過ごす時間が欲しい

時間を自分の為に使うのが、ボクの贅沢なんだ

だから、モノの為に時間を浪費するなんて…

そして、その為にストレスを貯め込むなんて…

ボクには異次元のことのようだ

日本人は、家庭内の持ち物の多さでは世界一だそうだ

確かに、あのアメリカですら一般家庭を覗くと

驚くほど簡素でシンプルだもんね

大量のモノが、家庭内を占領している日本人

そんな人に限って、ゴミ屋敷の住人を

非難して眉をひそめている

テレビのワイドショーも馬鹿のひとつ覚えで中継している

でも、ボクから見たらお笑いだよ

家の内か外かの違いだけ

モノに溺れ、貯め込む行為は同じじゃないか

本屋の店頭はまた、シンプルライフ本のオンパレード

だいたいこれは、10年周期で繰り返している

早い話が、マスコミが作っているプロパガンダなのだ

もうそろそろ、自分自身を取り戻す時じゃないかなぁ

ボクは、再び上昇気流を掴んで高く舞い上がった

気持ちいいーっ!

(日本人の異常なまでの物欲はなんだろうね。モノだけじゃない。

食べ物の氾濫も世界を驚かせている。こんなに無駄をしながら、世界の貧困を嘆いている。この不条理を何とも感じない精神がボクたちなのだ。)