河村シゲルの夢か現か日記

夢は自分自身で創る芸術作品、脚本・演出・セット・キャスティングなど全て1人で担当してます。「無意識の思考を意識に伝えようとしているのが夢」だと、あのフロイトが言っています。ボクは最近、夢を毎日見ています。だからもう一人の自分探しの旅のつもりで夢日記を書き続けることにしました。

人は、人に忘れられた時に死ぬ

田舎道をぶらぶら歩いていたら

突然、道の駅のような建物がある

近づいて看板を見上げると…

宇宙百貨店と書いてある

いったい何を売っているのだろう

興味深々で覗いて見る

宝石屋がある

大安売りの幟旗

ダイヤの指輪70%OFF 2000万円!

なんじゃこりゃ

ばかばかしくて隣の店に入る

どうやら食堂なのだが

納豆ご飯専門店と書いてある

それしかないのか…

これがなんで宇宙百貨店なんだよ

突然、眼の前に遊郭のような街並みが…

ここは何処?

まるで江戸の吉原遊郭

突然、美しい花魁が現れた

「忘れねばこそ、思い出さず候」

この愛の名文句

もしかしたら吉原の女妓高尾…

通い詰めた伊達の殿様に言った台詞だ

殺し文句だ

こんなこと言われたら、男は落ちる(笑)

「薄情けも情けの内よ」

なんて、そこらへんのホステスの常套句とは格が違う

でも、なんで吉原にホステスがいるの

「忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして、

忘却を誓う心の悲しさよ」

劇作家 菊田一夫さんの名文句だ

でも、「君の名は」は有楽町でしょう…

宇宙百貨店は訳の分からない店だ

その時、店長が現れて言い放った

「人はいつ死ぬか・・・

それは、人に忘れられた時だ!」

うーん…この宇宙百貨店捨てたもんじゃないぞ

なんて、呟いていたら眼が覚めちゃったよ

(夢の中で宇宙百貨店の夢を見ながら、これは面白いから朝まで

覚えておこうと自分に言い聞かせながらの睡眠だった。

それでも忘れそうになったので、明け方に飛び起きてメモ用紙に書いておいた。朝、読み直したら訳が分からないが、なんだか面白いね)